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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

話が長けりゃ文も長いのです(102代 幹事長)

ご覧いただきありがとうございます。

第102代幹事長を務めさせていただきました文学部3年の山室亮太朗です。
今回ブログを執筆するにあたって、まずは同期をはじめ先輩後輩全ての方に感謝申し上げます。
本当にどうでもいいことなのですが、出席番号も102番で、102という数字の化身のような人間であることに今更気がつきました。

幹事長という役職について軽く紹介しますが、明治大学交響楽団の顔という確固たる役割と、全部の役職の補欠という抽象的な役回りの2つあるのではないかと1年間務めて感じました。
ただ、後者については一概にそう言えないのがサークルの面白さであると思います。
それはすなわち、それぞれの代にある得意不得意の凹凸を埋めるのが幹事長の役割であるということです。当たり前ですが学年によって全く雰囲気は違いますし、時代や価値観も変わっていきます。その中で、全員の補欠として何ができるのかということを考える必要があるのではないかと今更ながら感じます。

こうして来年、再来年と全く違う幹事長像が出来上がっていくはずです。そう思うと来年のこの時期どういうようなことを書いてくれるのか楽しみで仕方がありません^_^

今年1年間について記す前に、幹事長を務める上でひとつ目標がありました。それは、幹事長であることを言い訳にしないように生きるということです。
幹事長という役職は名前からして忙しそうに思われるかと思いますが、だからと言って趣味やゼミや就活を諦める理由にはしたくありませんでした。両立を目指すことは全てを中途半端にすると言う危険性を伴うものであり、自分は絶対にそうなりたくないとやってきました。それが他の人にどう映っていたのか、自分では知ることはできません。
どうでしたでしょうか。

読んだ人は“終演後”に教えてください。演奏前に言われるとメンブレしそうなのであせあせ

両立を目指していくなかで、空き時間にインターンやバイトを詰め込む日々ははっきり言って最悪で、直近で1日家にいた日は5月6日とかいう過密なスケジュールを走り抜けました。その副作用として今となってはもはや休みが恐ろしくなってます。それでもなんとか生きていけるんですから、私自身メンタルはともかくフィジカルはとても強いと思います。

改めて1年間について記すと、明治大学交響楽団がどのような組織であるのか俯瞰して見ることができて率直に面白かったという感想が最初に出てきます。
前に出て話すことは声も全く通らないし好きじゃなかったのですが、メガホンという相棒を手に入れてからあんまり気にならなくなりました。そしてなにより、去年はずっと体調が悪く肺炎に2度かかるなど人生の中でも最高に最悪な1年間を送ることとなり、1年間身体が持つのかという不安が大きかったです。
また、“幹事長とはこうあるべき”という理想と現実のギャップに苦しむこともありました。お互い学生であり、同い年だからこそ、要求するものが必要以上に高くなってしまっていることもありました。
普通の人なら当たり前に気がついているはずのそれぞれの向き不向きについて、自分自身だけでなく他人にも目を向けられたのではないかなと思います。
やはり、190人近い人間が所属しているサークルであるからこそ、それぞれの個性に目を向けられていたらもっと楽しく務められたのかなと思わされます。

ただ、周りの多くの人が自分自身の個性を理解し、尊重してくれたことには、目を向けなければならないと思います。
理不尽な目に遭うこともあり、楽しいことばかりではなかった1年間であることは確かですが、中低弦・チェロパートといった明オケの中で最も身近な人たちや、困ったときにいつも助けてくれた内務と合宿四役、それ以外でも自分のことを理解してくれる人がたくさんいたこの代で、完走間近なところまで走ってこられたことは生涯忘れられない思い出です。

そして読んでいるかわからない次期幹事長や将来の幹事長志望の人に向けて言うと、一個上がこうだった、二個上がこうだったとか考えることは結局自分の行動を制限してしまうことになってしまいます。そうした考えは捨てて、自分は自分の幹事長像を1年かけて作り上げて欲しいと思ってます。幹事長像というものは、自分がこうであると考えていても他の人はまた違うことを考えていると思います。そうしたギャップも人の上に立つことの醍醐味だと思うので楽しんで欲しいなと思ってます。

この明オケの3年間はあっという間なもので、気がつくと時間に置いていかれる気持ちになります。ゼミや就活に追われながら走り切った先の景色を、すみだトリフォニーホールという素晴らしい舞台で望むことを楽しみに思う気持ちと寂しい気持ちで揺れ動いていますが、本番はいつもみたいな険しい顔をして弾かないように心掛けたいと思います。

長々と演奏会に関係ないことを述べてきましたが、ここまで読んでくださった方、途中で飽きてブログを閉じた方、読む気の起きなかった方、ご覧いただきましてありがとうございました。







【第102回定期演奏会】

日時 2025年12月24日(水) 17:45開場 18:30開演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目
・C.サン=サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
・L.ドリーブ / バレエ組曲「コッペリア」より抜粋
・H.ベルリオーズ / 幻想交響曲

指揮者 和田一樹