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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

楽団紹介

楽団紹介

明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。関東大震災や太平洋戦争をはじめとする幾多の困難を乗り越え、2023(令和5)年には創立100周年を迎えます。これまで著名かつさまざまな指揮者やソリストを招いての演奏会や、北海道・東北から関西・中国地方への演奏旅行、さらにはテレビやラジオなどのメディアを通した活動も行ってきました。

現在、千代田区駿河台校舎・杉並区和泉校舎・川崎市生田校舎にそれぞれ部室を設け、団員数は200名を越えます。演奏会は前期に6月演奏会、後期に定期演奏会、トランペットコンサート、トロンボーンコンサート、そして3月には各セクションによるコンサートを開催しています。近年では東京六大学オーケストラ連盟に所属し、年1回の合同演奏会を開催しています。このような演奏会に向け、トレーナーの先生の御指導のもと、団員一丸となって練習に励んでいます。

演奏会以外の活動としては、年3回の合宿、入学式・卒業式での式典演奏、学園祭への参加、明治大学父母会への依頼演奏、都内教育・福祉施設等での演奏活動など多岐にわたります。

卒団生の団体として明治大学OB交響楽団、Say No Yes Yes吹奏楽チーム、Say No Yes Yes Youth Orchestraが結成され、各団体とも演奏活動を続けています。

永久指揮者 尾原勝吉

明治32年島根県生まれ。大正13年明治大学卒業。在学中ヴァイオリンを習得。卒業後は近衛秀麿・山田耕作氏らとNHK交響楽団の前身・新交響楽団を結成。ヴァイオリン奏者また指揮者としても活躍。昭和32年勇退まで、N響草創期の原動力となる。 以後は母校明大をはじめ学生オーケストラの育成に専心。明治大学交響楽団、東京工業大学管弦楽団、お茶の水管弦楽団、一橋大学管弦楽団、聖心女子大学オーケストラクラブを精力的に指導。昭和53年に引退するまで、各大学ジョイントによる演奏会も数回重ねた。 長年の学生オケ指導に対し、勲五等双光旭日章を受ける。昭和56年3月6日逝去。享年81歳。

幹事長挨拶

明治大学交響楽団のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。第101代幹事長を務めております原野桂樹と申します。

当団は、1923年に故尾原勝吉先生を中心として創立されました。2000を超えるとされる明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、部員数は約200名、OB・OG は総勢2000名を超えております。

明治大学交響楽団は、今年(2023年度)で創立101年目を迎えます。101年という長い伝統を築き上げられたのは、皆様の応援があってこそだと思います。さらに、未だにコロナの収束が見込めませんが、昨年度から徐々に本来の活動に戻りつつあります。コロナ禍によって制約を受けていた音楽活動が、少しずつ再開でき、無事に101年目を迎えることができることに、私自身や当楽団の団員も大いに喜びを感じております。

当団を構成しているメンバーたちは、幼い頃からずっと音楽を続けてきた人、高校まで運動部に所属していた人、大学から楽器を始めた人など様々でありますが、共通していることは「音楽を楽しみたい」という事であり、聞いてくださったお客様に満足していただける演奏を目指し、日々練習に励んでおります。

また当団には、OB交響楽団、Say No Yes Yes(交響楽団・吹奏楽団)などのOB団体があり、卒団後も再び仲間と音楽をする事が出来ます。

当団では新入団員を募集しております。明治大学交響楽団に少しでも興味がございましたらメールにて質問、見学等受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

明治大学交響楽団は「音楽を楽しむ」ことを第一に活動しています。我々が音楽を楽しむことで、演奏会へご来場いただいた皆様ともその楽しさを分かち合えると考えております。

ぜひとも101年の歴史がある明治大学交響楽団の演奏会にお越しいただき、我々とともに少しでも音楽を楽しんでいただけたら幸いです。

明治大学交響楽団
第101代幹事長
原野桂樹

コンサートマスター挨拶

この度は明治大学交響楽団ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。今年度第101代コンサートマスターを務めております高橋飛羽です。

1923 年の創設から今日までの明治大学交響楽団の道のりは、決して容易いものではありませんでした。近年でもコロナウィルスの蔓延に伴い、活動自体をやむなく断念したことがあります。それでも、当楽団が 1 世紀もの時を超えて存続できた背景には、多くの方々のお力添えがありました。この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。

私どもは、演奏会にいらっしゃる皆様に、私どものできる最高の音楽をお届けできますように、日々練習に励んでおります。より良い音を、より良い音楽を求める過程で、各々が曲に思いを巡らせ、頭を悩ませ、意見を出し合いながら、試行錯誤を繰り返しております。101周年の今年度は特に、団員一同気を一層引き締めて準備に取り組んでおりますので、当楽団の演奏会にいつもお越しくださる方々はもちろん、そうでない方々も、この機会に是非足をお運びください。

また、当楽団では新入団員を募集しております。大学から楽器を始めたという初心者も在籍しておりますので、これから楽器を始めてみたいという方もお気軽にご連絡ください。

最後になりましたが、平素より当楽団を応援してくださる皆様、熱心にご指導くださるトレーナーの先生方、演奏会にご来場くださる全ての方々への感謝を持ちまして締めの言葉と代えさせていただきます。演奏会にて皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。

明治大学交響楽団
第101代コンサートマスター
高橋飛羽

部長挨拶

このたび、明治大学交響楽団の部長を務めさせていただくこととなりました、国際日本学部の鈴木賢志と申します。

実は、私は前任者の向殿政男先生と異なり、恥ずかしながら全く音楽の心得がありません(率直に申せば、向殿先生からは「明治高校つながり」でご指名を受けました)。ですから、このような伝統ある素晴らしい交響楽団の組織の長として名前を連ねるのは少々心苦しいというのが本音です。しかしながら、お引き受けした以上は、精一杯お手伝いさせていただきたいと考えています。

学生時代、私は弓術部に所属しておりました。内容は異なりますが課外活動に力を入れてきた者として、勉強やアルバイトとの両立の難しさも、それを克服し、成果を上げた時の充実感も、理解しているつもりです。交響楽団で活動する学生諸君が、みな、そんな素晴らしい充実感を得て大学生活を送れるよう、少しでもお役に立つことができれば幸いです。

これから、どうぞよろしくお願いいたします!

明治大学交響楽団
部長 鈴木賢志

トレーナー紹介

弦楽器

ヴァイオリン 宮里 親弘

1956年東京生まれ。東京藝術大学卒業。
1982年にNHK交響楽団に入団し、同楽団のメンバーによる室内楽グループ、アンサンブルクラルテに在籍。元NHK交響楽団ヴァイオリン奏者。

ヴィオラ 臼木 麻弥

東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学を経て同大学大学院修士課程を終了。
Alberi String Quartet、さくら弦楽四重奏団のメンバーとして室内楽にも力を入れている。 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席奏者。

チェロ 市 寛也

福岡市出身。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。同声会賞受賞。
リゾナーレ室内楽セミナーにて基金緑の風音楽賞を受賞。松尾学術振興財団より助成金を授与。
東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭などに出演のほか、兵庫芸術文化センター管弦楽団にゲスト首席として定期的に客演。
アフィニス文化財団より奨学金を受けてミュンヘンに留学。バイエルン放送交響楽団のHanno Simons氏に師事。
チェロクァルテット「Quartet Explloce」メンバー。NHK-FMに出演。キングレコードよりCDリリース。
アクロス弦楽合奏団メンバー。ユメニティのおがたレジデンスクァルテット。
東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。
2012年1月より NHK 交響楽団チェロ奏者。
オフィシャルHP:https://www.hiroyaichi.com

コントラバス 岡本 潤

石川県金沢市生まれ。東京藝術大学を経て、現在NHK交響楽団次席コントラバス奏者。都立日比谷高等学校及び明治大学交響楽団コントラバストレーナー。2019年より地元石川県にて、いしかわコントラバスアカデミー講師を務める。これまでに、第8回北陸新人登竜門コンサートにて最優秀賞を受賞し、井上道義指揮・オーケストラ・アンサンブル金沢と共演。第15回コンセール・マロニエ21にて1位。第5回秋吉台音楽コンクールにて2位を受賞。2010・2011年小澤征爾音楽塾に参加。第10回ヤングユーロクラシック音楽祭(ベルリン)、北部ヘッセン芸術の夏音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭、風と緑の楽都音楽祭、トランス=シベリア芸術祭、等の音楽祭に参加。コントラバスを松中久儀・今野淳・永島義男の各氏に師事。Gary Karr、Klaus Stollなど著名なコントラバス奏者のマスタークラスを数多く受講。

木管楽器

フルート 中村 淳二

1986年京都生まれ。幼少よりヴァイオリンを習い、13歳からフルートを始める。私立高槻高等学校を経て、2009年に京都市立芸術大学を首席で卒業。卒業時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞。2010年に名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。2014年にNHK交響楽団に移籍し、現在同団フルート・ピッコロ奏者。

オーボエ 和久井 仁

東京芸術大学卒業後、東京佼成ウインドオーケストラに入団しオーボエ奏者とアシスタントコンサートマスター務めた。2001年4月からは愛知県立芸術大学音楽学部の専任講師として勤務した後、2004年4月にNHK交響楽団へ入団し、オーボエ&イングリッシュホルン奏者を務めている。現在、東京藝術大学、桐朋音楽大学オーケストラアカデミーの非常勤講師。東京三鷹フィルハモニアのメンバーも兼任。

クラリネット 野田 祐介

大分県生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。第3回日本クラリネットコンクール第3位。2003〜2022年、群馬交響楽団首席クラリネット奏者を経て現在東京音楽大学教授。昭和音楽大学、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学非常勤講師。日本クラリネット協会常任理事。

ファゴット 井上 俊次

宮城県生まれ、13歳よりファゴットを始める。東京芸術大学附属音楽高等学校卒業。日本音楽振興財団主催の日本管打楽器コンクールで入選。在学中に新星日本交響楽団に入団。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。1990年NHK交響楽団に入団。2006年より読売日本交響楽団主席ファゴット奏者。東京芸術大学、昭和音楽大学、洗足学園大学、桐朋学園大学、桐朋オーケストラアカデミー富山各非常勤講師。

金管打楽器

トランペット 林 辰則

1981年千葉県生まれ。武蔵野音楽大学、フランス国立リヨン音楽院(CNR de LYON)フランス国立リヨン高等音楽院修士課程(CNSM de LYON)卒業。在仏中、ダルディリー音楽学校、ケイヨー・スュール・フォンテーヌ音楽学校各講師を勤める。2002年トランペット協会20周年記念コンクールC部門入選。第30回及び第33回日本管打楽器コンクール入選。洗足学園音楽大学非常勤講師。ドルチェミュージックアカデミー講師。ズーラシアンブラスお友達プレーヤー。兵庫芸術文化センター管弦楽団、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラを経て、現在神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席トランペット奏者。

ホルン 大橋 晃一

東京藝術大学付属高校を経て東京藝術大学卒業後、神奈川フィルハーモニー管弦楽団にホルン奏者として入団。高校在学中より作曲を学ぶ。2015年神奈川フィルを退団し編曲・作曲・指揮に専念する。現在、東京藝術大学非常勤講師(管打合奏指揮、オーケストラスタディ、金管室内楽)、神奈川フィル音楽参与。編曲作品は神奈川フィル、東京フィル、読売日本交響楽団、群馬交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラ等に300曲以上提供されている。

ホルン 井川 雄太

北海道帯広柏葉高校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒。2015年ロサンゼルスでの国際ホルンシンポジウムにて、ジョン・ホーキンス記念賞を受賞。同大学院音楽研究科修士課程修了の後、日本体育大学音楽研究室助教を経てカールスルーエ音楽大学へ留学し、2021年に帰国。現在はフリーランスのホルン奏者として活動中。2022年より明オケトレーナーを務める。

トロンボーン 榊原 徹

東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業後ベルリン市に渡独。帰国後は演奏活動から指揮とプロデュースに移行し、オーケストラ、オペラ、バレエなど舞台芸術の他、現代邦楽などの分野でも国内外で活動する。現在、邦楽創造集団オーラJ指揮者、三木音楽舎代表、(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団業務執行理事・音楽主幹。1986年より明オケトレーナーに従事する。

パーカッション 定成 誠一郎

東京芸術大学を卒業。1969年東京都交響楽団に入団。1981〜82年、文化庁在外研修員としてアメリカに留学。元東京都交響楽団首席ティンパニー奏者。当団では1994年より打楽器トレーナーをお願いしています。