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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

明オケの歴史

こんにちは!101代幹事長の原野です!
皆さまそろそろ12月演のチケットのご準備はできていますか?僕たち3年生は引退公演ということもあり、多くの方に来場していただきたいと思っていますのでまだ買っていないという方がもしいらっしゃいましたら、いったんチケット買ってきてまたこのページにもどってきてください!


ここにどんなことを書こうか考えたのですが、明オケに対する思いとかは6月演の時に書いてしまっていて、うわー!6月演の時に書くんじゃなかったーと後悔しています。


ということで、1年間で感じたことを書いてみようと思います。

「昨年明オケは100周年を迎え、今年は次の100年に向けて…」

と数多く様々なところで書いたり話したりしてきましたが、例年と同じようにイベントを行い、演奏会を行うということだけでも当たり前にできるものではなかったように感じます。

幹事長になった時は、101代目として次に向けて今までやってこなかった新しいことをしてやろう!と意気込んでいましたが、学んだことは現状維持の難しさでした。
「去年の先輩と同じように」することはとても大変で、初めの頃は今年もちゃんと成功させなければいけないと考えることが最優先でした。

OBの方と話す機会も多く、各時代の明オケの話をお聞きした際に、社会情勢の影響や国際的な危機などを経験したこと、活動自体が危うくなった時の話などを通して「よくこのサークル100年も生き残っているなぁ」と感じることもありました。今年は活動が危ぶまれるようなことは何もなかったですが、かつての戦争や昨今のコロナ禍など大変な状況を迎えたときも明オケを残してくれた先輩方はすごいなと感心するばかりです。

よく様々な場面で言われることですが、当たり前と思っていたことが実は当たり前じゃなく、それを実現するための努力が大変だということを学びました。歴史を紡ぐということは、新しいことや大きな出来事も時には必要ですが、1番大切で根底にあるのは「当たり前を維持しようとする努力の結果」だと僕は思います。

その上で今年は新たに日韓合同演奏会や100周年オケ、例年はなかった依頼演奏なども多く行うことが出来て、自分自身としてはやり切ったなと思える1年間でした。大学に入ってからの集大成としての定演ですが、本番での演奏が僕達101期から次の世代へのファンファーレになるのではないかと期待しています!

引退した後はいちOBとして、これから先もずっと自分を成長させてくれた明オケの歴史が続くことを願って応援し続けたいと思います。

【第101回定期演奏会】

日時 2024年12月26日 18:00開場 18:30開演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目
・L.バーンスタイン / キャンディード序曲
・S.プロコフィエフ / ロミオとジュリエット組曲より抜粋
・D.ショスタコーヴィチ / 交響曲第10番

指揮者 和田一樹