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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

いよいよ明日です!

こんにちは。明治大学交響楽団第101代幹事長の原野桂樹です!
何人の方が読んでくれるか分からないですが、明オケに対する思いのままを書いてみようと思います。

今となっては幹事長を務めている身ですが、大学入学当初オーケストラに入るつもりはありませんでした。
ヴァイオリンを買ったから一回ぐらいオケに乗ってくれというので渋々入団したのが最初です。初めてオーケストラで演奏した曲はブラームスの交響曲第1番でしたが、本番では今まで体験したことのない身震いするような快感を覚えました。演奏の完成度や細かいことは私には分からなかったですが、初めてオーケストラで演奏したからこそ得られた感動があり、その体験が私の大学人生を大きく変えてくれました。

初めは義務感で練習に参加していましたが、いつしか授業が5限まであるときでさえたった20分の練習の為に私の足は自然と10号館に向かうようになっていました。
帰り道になんでわざわざ練習行ったんだろうってなることもありましたが、今思うと無意識の中で明オケのことを考えるようになっていたんだなあと思います。素晴らしい環境に巡り会えました。

音楽役職を務めている同輩に比べれば音楽の知識や技術はかなり乏しいですが、自分なりのオケの楽しみ方を見つけることができたし、ちょっとクサイことを言えばかけがえのない友人にも多く出会うことができました。人それぞれ感じ方や考え方は違うため、全員で一曲を作り上げるというのは中々できることではないと思います。しかし、苦労しながらも演奏会に向けてしっかり完成度を上げる明オケのみんなのことをとても尊敬しています。色んな価値観を持った人が1つの目的を目指すその過程が、観客だけでなく僕のような演奏者にも感動を与えてくれるのだと思います。3年間という限られた時間しかないからこそ学生オケならではのサウンドや感動があるのではないでしょうか。
そんなことを思うようになって自分も気付けば幹部学年になり、歳をとったなーと感じます。

しみじみした話はこの辺にして端的に意気込みでもと思います!
初めてオーケストラで演奏したブラームスを改めて出来るのは個人的に感慨深いものがあるのでそれを噛み締めながら頑張ります!前プロはやればやるほど難しさが溢れてきたり、中プロは世界観の変化を音で表現する難しさがあったり、、ですが!本番に強いのが明オケです🔥とてもいい演奏ができるのではという楽しみな気持ちが1番です!奏者も、観客の皆様も楽しんでいい演奏会にしましょう!
本番おたのしみに!