102代ホール外務を務めておりますクラリネットパートの佐藤奏です。
先輩方の明オケブログを読んだことはありますがまさか自分が書くとは…と思いながら書いております^ ^
ぜひ最後までお付き合いください!
まず、ホール外務って何?という方が多いのではないでしょうか。(団員の方の中でもおそらく知名度は低めです)
簡単に言うと、「演奏会のホールを取る人」です。重要ですね。つまり、ホール外務がいなければ演奏会ができません。(責任重大!)
具体的な仕事内容は以下のとおりです。
①D年の5-6月頃に自分がE年の頃の6,12月演で使用するホールを取る
②演奏会が近づいてきたら、演奏会庶務頭をはじめとする他の役職の方々とホールの間をつなぐ連絡役を担う
すごく難しい!とか忙しい!ことはない気がしますが、なかなか大変なこともある仕事だなぁとも思います。
1番大変なのは①のホールを取る仕事です。ホール外務をやるにあたって先輩に、「ホールが取れたら半分仕事は終わり!」と言われたのをよく覚えています。
何よりも、ここで取れなければ明オケが演奏会を行えない…というハラハラと戦いながら日々ホールの抽選に悩まされておりました。
関係役職の皆さんにたくさん相談し無事取ることができたときは、文字通り飛び上がりました。その節は本当に感謝しています泣
ホールの抽選といっても、やったことのない方が多いと思います。場所や客席数、予算などたくさんの条件を整理しながらホールを選定し、抽選に申し込みます。
ですが、世の中にはホールを使用する人がこんなにいるんだなぁと思うほどに抽選に落ちます。タイトルにも書いたとおり、運次第という面もあるのでなんとか徳を積もうと日々過ごしていました笑
ちなみに6月のホールであるティアラこうとうは、奇跡的にキャンセルされないかなぁなどと思いながらお昼休みにホームページをポチポチしていたらたまたま空いていてすぐに電話したのを覚えています。授業にちょっと遅刻したのも今となっては良い思い出です。
このような過程を経て取れたホールで演奏できるのは感動もひとしおで、ホール外務をやってみて良かったことの一つであると言えると思います。この瞬間のためにがんばった!と思える瞬間でした。
当日までどんな響きのホールかな?や無事に終わるかな?などと、ドキドキワクワクハラハラしながら過ごしているので、安心する気持ちもあったような気がします。
この先自分でホールを取って何かすることはおそらく無いだろうと思うと何事も経験ですね。
12月演はなんと、すみだトリフォニーホールで演奏することができます!新日本フィルハーモニー交響楽団が拠点としている格式高いホールです。
明オケの12月演といえば!という会場になりつつあり、とても光栄です!
このホールを取る過程にもいろいろありましたが、笑
その分どんな気持ちになるんだろう?と個人的にわくわくしています!
ぜひみなさんもホールならではの響きを楽しみにしていただけたらと思います!!
【第102回定期演奏会】
日時 2025年12月24日(水) 17:45開場 18:30開演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目
・C.サン=サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
・L.ドリーブ / バレエ組曲「コッペリア」より抜粋
・H.ベルリオーズ / 幻想交響曲
指揮者 和田一樹
