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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

【New!】素晴らしきかな明オケ

皆さま、初めまして。
学生指揮者を務めております3年の藤井と申します。

世の中にクリスマスソングが流れ始め、今年の誕生日には何をもらおうかなと思いに耽る今日この頃。
このブログを書いていると、もう引退なんだなと感じます。
(今年は演奏会と誕生日が重なりました( ✌︎’ω’)✌︎)

明オケの音楽は年によって全く変わり、この3年間でいろんな変化を感じてきました。

特に金打・木管・弦楽器の各セクションをまとめるセクションリーダー、オーケストラ全体のトップを担うコンサートマスター、音楽事務のインスペクターと、100余名をまとめる「音楽役職」が変わるとガラリと音楽が変わってきます。

そんな中で、私の役職である学生指揮者というのは、日々の練習で前に立ち、指揮を振りながら音楽をまとめ上げていくという仕事です。みんなが練習したところ、まだ伸び代のあるところ、全ての変化を感じることができます。

そんな変化を1番間近で感じられるのは、この役職の特権だと思います。

しかし、明オケにも変わらないところはあります。

演奏会終了後、前日の荷物を楽器庫に置くために朝まで飲み歩き2日酔いで神保町のマックに行き、アイスコーヒー1杯で1時間爆睡するもの(多数)、譜面をコピーしに行こうとする先輩について行き、アイスを奢ってもらう後輩たち、後輩と楽しそうに演奏する先輩たち、先輩の引退コンサートでプレゼントを渡し合い泣くものたち。

そんな変わらない伝統と、日々進化する明オケのサウンドは、プロのオーケストラや他の大学オーケストラにはない個性であり、特徴だと思います。

私が音楽に対して思っていることが1つあります。それは世界で通用することであり、世の中でもっとも楽しいものの1つであるということです。

偉大な作曲家の1人であるベートーヴェンが亡くなって200年弱が経っている今でも、年末には各地で第9が演奏され、人々の心を癒しています。

音楽は、時代、人種、言語関係なく楽しめる娯楽の1つです。

「楽しく、楽しく、楽しく」
それが今年の明オケサウンドだと思っております。

今回の12月演は、3年生の引退コンサートです。気合い入ってます。みんな頑張っています。そんな明オケサウンド、ぜひホールで楽しんでいただければと思います。


【第102回定期演奏会】

日時 2025年12月24日(水) 17:45開場 18:30開演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目
・C.サン=サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
・L.ドリーブ / バレエ組曲「コッペリア」より抜粋
・H.ベルリオーズ / 幻想交響曲

指揮者 和田一樹