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明治大学交響楽団
明治大学公認サークル
明治大学交響楽団は、1923(大正12)年に新交響楽団(現NHK交響楽団)創設時のメンバーであった故尾原勝吉先生(当団永久指揮者)等の手によって創設されました。明治大学のサークルの中で唯一のオーケストラサークルであり、今年で創立100年目を迎える歴史のあるサークルです。

【New!】明オケのほとんど握ってます!

102代正会計を務めております、フルート(ほとんどピッコロ)パートの日野です。

事務役職にブログを書く機会を与えていただいたということで、正会計とはどんな役職なのか書いていきたいと思います。

1 あつめる
演奏会や合宿の会計が算出してくれた出資金の回収と、毎月の団費の回収です。
未納金がある団員には、計画書を書いてもらったり手紙を送ったり…
期限内に払ってくれたり、溜めてしまった分を返済してくださったりすると、自分のお金は全く増えないのに嬉しいです。
団員の皆さんこれからもご協力よろしくお願いします!

2 はらう
指揮者の先生・各楽器のトレーナーの先生方への謝礼の準備や、運搬費、外部練習場代の振込みなどをします。

先生レッスンの謝礼は、パートリーダーやセクションリーダーが記入してくれるトレーナーの先生方の予定を見て、正会計が準備します。謝礼の入った封筒を渡すためだけに大学に行ったことも何度か…
連絡やこまめな確認の大切さを身をもって知りました。

また、合宿後には約500万円の大金を旅行会社さんに振込みますが、明オケは銀行では「法人」扱い。いつもは行かない法人取引対応の銀行に行って、窓口で「法人口座の振込です」って答えるの、ちょっと楽しかった笑

そして演奏会当日も、謝礼、舞台設備費、レセプション代など、支払いがたくさんあります。
演奏が終わっても、レセプション会場で領収書をもらうまでは気が抜けません。
考えることが演奏以外にも多いので、乗り番がない演奏会の会計になりたかったと思ったりします笑

3 きろくする
この仕事は銀行に行かないと何も始まりません。インドア成分100%の私は、全休の日に銀行に行く用事ができてよく絶望しています笑
記帳をし、変動があるたびに、いつ・なにで・いくら増えた/減ったかを出納帳に記入します。こまめにやらないと大変ですが、細かい作業をコツコツこなすのは得意なので、そういう点では自分に合っている仕事かなと思っています。
それをもとに毎月の収支報告を作成し、来年度のはじめには大学側に1年間の収支報告を提出します。

今年の定演のメイン曲であるベルリオーズの幻想交響曲は、ティンパニ2セット、ハープ2台、カリヨン(5楽章中盤に登場する鐘)など、イレギュラーな編成。欠かせない楽器たちなのですが、楽器を借りる必要もあり、オケの財政的には懸念もありました。 やはり例年より出資金は高くなってしまいましたが、みんながしっかり出資金を払ってくれると信じてます…!
とはいえ、楽器がお金に見え始めたら演奏に集中できないのでお金のことは一旦忘れていただいて笑
演奏を彩ってくれるこれらの楽器にぜひご注目ください!

会計は演奏に直接関わる役職ではありませんが、ホールを使うところから、広報用にチラシを作ったり、プロの先生方にレッスンや指揮をお願いしたりするところまで、演奏会をつくるほとんどすべての過程に関わっています。お金がないと何もできないので、タイトルの通り、明オケの活動のほとんどを握っているのが正会計です。
だからこそ、普段は常に何かしらの仕事に追われて大変ですが、何事もなく演奏会を終えられたときの達成感はとても大きいです。12月演でも、お金関係の手続きが円滑に進むよう、各役職と連携して、丁寧な仕事を心がけていきたいです。

そして!もちろん演奏も頑張りますので(幻想のフルート 2nd とピッコロやってます!)、
24 日、すみだトリフォニーホールでお待ちしております!


【第102回定期演奏会】

日時 2025年12月24日(水) 17:45開場 18:30開演
会場 すみだトリフォニーホール 大ホール
曲目
・C.サン=サーンス / 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
・L.ドリーブ / バレエ組曲「コッペリア」より抜粋
・H.ベルリオーズ / 幻想交響曲

指揮者 和田一樹